前回の記事、鬼瓦を間違えた!やっちまったなぁ〜の続きです。
さて、電話で問い合わせた所、心良く返品交換に応じてくださった鬼屋さんとは、三州・高浜市の、山本鬼瓦工業さんです。
この日は朝、現場まで行って従業員と一日の段取を打ち合わせてから出発しました。とんちんかんな事をしている時って、どうもずれてるんですねえ。草津市の現場から栗東のインターチェンジまで走っている途中、左折すべき交差点を直進してしまい、住宅街の中をぐるぐる回って、やっと栗東インターチェンジにたどり着きました。
さらに、はっと気が付くと、いつも使っているETCカードが、店において来た軽トラックの方に刺さったまま…。[tegaki](T_T)[/tegaki]
仕方なく、今回はニコニコ現金払いの旅に…。[tegaki]orz[/tegaki]
せっかくポイントを貯めるチャンスだったのに、残念。
さらにさらに、栗東インターから一旦大阪方面に走って新名神経由で行くつもりだったのですが、インターチェンジに入った直後の「←名古屋方面」の看板に誘われるまま、つい東に向いてしまいました。
[tegaki]「はっ、こっちって関ヶ原越えやん!!」[/tegaki]
こっちのコースだと、名古屋市内を大縦断しないといけないので、かなり時間のロスが…。
もう、その時点で思いました。「これは、焦ってはいけないという事やなぁ…」それで、ともかく次のサービスエリアに入って、小休止。今回の旅を楽しもうと、気持ちを入れ替えました。
そんなこんなで、やっと山本鬼瓦工業さんにたどり着いた時には、もうお昼を過ぎていました。ちなみに、山本鬼瓦工業さんはこちらです。
[googlemap lat=”34.927026″ lng=”136.986999″ width=”400px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]山本鬼瓦工業さん[/googlemap]
この看板を入った所です。この奥に、鬼師さんが働く工房と窯がありました。ちなみにこの日は、とても気持ちのいい青空が広がっていました。
実は、こちらの若き専務さんの奥さんが、なんと京都出身で、しかも、当店の近所で、しょっちゅう仕事をしている修学院で生まれ育ったという事で、本当に、ご縁って不思議だなあと思いましたよ。
ちょうど専務さんは配達に出かけた所という事で、しばし見学しつつ待ちました。
ちょっと写真が斜めなのはご愛嬌という事で(^^);;;鬼瓦がたくさんおいてありました。こちらは、長年月各所の屋根の上で働いて来た、年季の入った鬼たちですね。詳しく聞きませんでしたが、おそらく破損箇所を修復して焼き締めた後、もう一度屋根に上がるのだろうと思います。人間ドックにならぬ、鬼瓦ドックですね。
とても良い表情をした大黒さんと恵比寿さんがおられました。飾り瓦ですね。いいなぁ。
鬼師さんとも少し話をして、造りかけの大きな鬼面の鬼瓦も見せていただきました。
なんか、本当に色々勉強になった旅でしたよ。きっと、この旅をするために注文を間違えたのかとさえ思えます。いやあ、注文を間違えて、よかったなあ。(違;;でも、本当についていました。
山本鬼瓦工業さんには、本当にお手数をおかけしましたが、ちょうどよいサイズの鬼に交換していただいたおかげで、無事、良い感じに納まりましたよ。後日、工事した後の写真がこちらです。
この写真の手前の鬼が、新しく納まった浪付き台のついた影盛鬼瓦です。棟には松皮熨斗も入れて、ちょっと装飾性のある感じで仕上がりました。
どうかこの新しい影盛が、このお宅のしあわせを末永く見守って行かれますように…。
おはようございます。
昨日はコメントありがとうございました。
大黒さんと恵比寿いいですね!!
売り物なんですか?
縁起ものですね。
しかし、たくさんの鬼瓦に…
思わず見入っていました(*^_^*)
また、遊びによりますね!!
きらくさん、コメントありがとうございます。
ようこそ、おこし下さいました。
大黒さんと恵比寿さんは販売しておりますよ。
棟の上などに縁起物として設置します。
置物にしてもいいですよ。
この写真ではちょっとよくわからないですが、
ものすごくやさしい表情の大黒さんと、
どこか、うきうきわくわくした恵比寿さんのペアです。
見ているだけで、しあわせになる気がします。
またお待ちしております。
いつでもどうぞ〜(^^)/~~~
はじめまして、コメントありがとうございます。
「災い転じて福となす」的な、旅だったのですね。
私共の地方(四国)では、なかなか影盛を目にする事はありません。
一昔前では、3重フクリン。今は、雲頭が多いです(凝った屋根だけですけど)。
また寄らせて頂きます。
瓦哲さん、コメントありがとうございます。
そうなんですよ。本当に行って良かったです。
ぜひまた来てくださいね。