注意!雨樋に落葉がたまると、雨漏りの遠因になることがあります。

落葉がたまっていますこの写真を見ると、雨樋の中に落葉がたまっているのがわかると思います。このままでは、水が流れにくいですよね。放っておくと、やがて詰まってしまうでしょう。そうするとあふれた水が大量に流れ出します。一カ所に大量に流れ出ると、下屋根の瓦の隙間から逆流して流れ込んだりして、雨漏りの遠因になることがあります。そのままでは、家の寿命を縮めかねません。

ちなみにこの写真では、葉っぱはヒノキの細かいものが多いですが、周りに他の木があるお家では、やっぱりその木の落葉が樋の中に入ってしまいます。

ヒノキの木立が

ちなみに、このお宅の場合、裏山にヒノキの木立があるんですよ。ちょうどこのお宅の屋根に覆いかぶさるような感じです。

このヒノキから落ちた葉っぱが、ダイレクトに雨樋に入っていてくんですね。
ですから、今までは毎年このおうちのご主人さんが、自分で梯子に上って、樋の掃除をして来たということです。

こういったところまで心配りするということ自体は、とてもすばらしいことですし、お家をいたわるいいことなんでしょうけど、でも、やっぱり高所作業ですから、危険なんですよね。事故が起こったら大変です。実際に、こういう作業中にケガをされる方もいるようです。私たちプロでも、注意が必要な作業ですからね。

そんな、落葉の悩みに答えてくれるのが、雨樋ヘルメットです。

まずは掃除まずは、掃除。吸埃機を使って、樋に詰まった落葉を全て吸い取ります。古い落葉は、堆肥のようになって、草が生えていたりしますから、ほうきで掃いてもとれなかったりするんですよね。それで、吸埃機を使って吸い取ります。

雨樋ヘルメットの設置きれいに掃除した後には、雨樋ヘルメットを設置。これで落葉は樋に入りません。もう安心です。

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