若葉カエズ

先週土曜日、22日。京都市北区柊野の屋根葺き替え工事が終了しました。

終了後撮った写真をいくつか紹介します。まず左の写真は、軒先から棟の方を撮ったもの。この写真は、ちょっと夕方暗くなってからとったので、見にくかったらごめんなさいね。

瓦は、三州・丸栄陶業さんの栄四郎和型銀いぶし瓦。耐寒性に秀でた瓦です。

そして鬼瓦は、右の写真の、「若葉カエズ・又ギ」という鬼です。一般的な鬼より、ちょっと個性的な良い鬼です。

私的にお気に入りの鬼なんですよね。個性的でなおかつシンプル。いい鬼なんですよ。

実は、一昨年、自分の実家の屋根をやったのですが、そのとき、偶然にもであった鬼です。

棟は、左の写真のような感じ。

棟の部分に積み上げていく平べったい瓦を、のし瓦と言いますが、ここでは、一般的な厚さののしよりも薄めのものを用いて、さらに、一段目と二段目、二段目と三段目をくっつけずに空かしてあります。手間はかかりますが、ちょっと上品な感じに仕上がります。

もう一度、軒先側から、棟の方を撮ってみました。

さて、ところで、この現場に秘められた、そしてスプラッタな話の続きでもある、もう一つの物語。それは、次回に続きます

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