今日は、時折雨が降ったりやんだりでしたが、なんとか1日、南区久世の新築の屋根工事現場でがんばりましたよ。
レインコートを着ていれば、とりあえず雨にはぬれないんですが、そのかわり自分の汗で内側からぬれてしまうんですよねえ。ちゃんと、透湿防水性のレインコートだったんですが…。
朝からまず瓦桟木を打ちました。墨壷でぱちんとはじいて、瓦桟木のラインを打つのですが、雨でぬれていると、普通の墨ではすぐににじんでしまってどこに打ったのかわからなくなってしまいます。そこで、多少ぬれていても打てる、「墨雲堂 スーパーかせん雨天決行(雨用朱液)赤・180cc」という墨を使用しました。ちなみに、色は朱色です。
桟打ちをしている途中で、問屋さんから瓦が到着。岩倉幡枝の新築に続いて、新東さんのセラムF3です。今回の現場は、下回りに場所がなくてすぐに全面道路なので、資材をおいておく事ができません。それでともかくそのまま全部、問屋さんも手伝ってくれて、屋根の上まであげてしまいました。なんとか上げ終わって、ちょうどお昼でした。
午後もシトシト雨が続いていましたが、なんとか片面を葺き終わりました。後、半日くらいかなぁ。最後まで気を抜かないで、この瓦が、この家をしっかり守ってしあわせが育まれますよう、思いを込めて葺き上げます!