4月 18 2015

【大津市今堅田】太陽光パネルからの落雪で雨樋破損

本日は、大津市今堅田にて、雨樋の補修工事です。穏やかな天気ですね〜。気持ちのいい感じです。

落雪が直撃し、破損した雨樋の写真。

太陽光パネルからの落雪の直撃を受け、雨樋が破損。受け止めた雨水はそのまま垂れ流し状態になってしまった。

さて、この雨樋、なんで壊れたかと言うと、太陽光パネルからの落雪が、軒先の雨樋を直撃したんですね。

実は今年は、このパターンでの雨樋修理の依頼がうちだけでも3件もありました。パネルのメーカーさんは3件とも違うのですが、共通しているのは、どのパネルにも太陽光パネル用の雪止め金具が取り付けられていないということです。そして、3件とも、設置した業者さんは大阪から来ていたということ。つまり、大阪のまず雪が降らないところでやっている業者さんは、雪なんて、思いが至らないんでしょうね。やっぱり大阪と同じようにやってしまうということなんだろうなと思います。ある意味、仕方がないかとも思います。やはり、その土地ならではの風土がわかってないと、どうしてもこんなことが起きてきます。

ちなみに当店が京都(の概ね京都駅以北)や滋賀で取付ける太陽光パネルには、必ず雪止めを設置します。その甲斐あってか、当店が取付けた太陽光パネルから落雪で雨樋が壊れたというお客さんは一件もありませんでした。

さて、修理の方ですが、これがまたちょっと問題があるのですね。というのはたいていの場合、太陽光パネルは触れないのです。大方のメーカーさんや業者さんは、別の誰かが何かをした時点で、保証を打ち切りとしている場合が多いのです。ですから、根本的に雪をどうするのかというところまでは如何ともし難いのですよ。それは、パネルを取り付けたところとご相談いただくということになります。

ということで、当店としては、まずは雨がだだ漏れの雨樋をなんとかするという作業を行います。

破損した雨樋取り外しの写真

壊れた軒樋と、打ち込みの樋受け金具を取り外し、打ち込み穴をコーキングで塞ぎます。

最初に、破壊された雨樋を取り外します。このお宅の場合、受け金具は打ち込みと言って、正面側から釘のように打ち込んで取り付けてあるものでしたので、それを引き抜いたのち、できた穴にコーキングを充填します。

高強度ポリカーボネート製樋吊具を取り付けたところ

新しく今度は、非常に強度の高いポリカーボネート製の吊具を取り付けます。

次に、新しい樋を取り付けるための取り付け具を設置します。新しいものは高強度のポリカーボネート製で、正面打ちといって前からビスで取り付けるタイプの樋吊具です。これ、ちょっと変わっているのは、上に向けて腕のようなものを突き出しているのですが、これは次に大雪になった時に落雪を受け流すための、マルチカバーというフタのような部材を取り付ける受けなんですね。

取り付け完了の写真

新しい雨樋は、落雪を受け流すためのマルチカバー付きファインスケアです。

これをつけることで、落雪を受け流してくれるので、次の落雪の時には、もう雨樋は守られます。

もちろん、問題の根本的な解決ではないですが、次の被害による再度の出費は避けられるわけです。

1月 27 2015

大津市平野にて農業倉庫カバールーフ

今日は朝から、足場屋さんが作業足場を組み立ててくれています。
この現場は、農業倉庫で築10数年。屋根に葺いてある大波スレートが劣化。雨漏りが始まっています。最近このような場合、新しくスレートを葺き替えるのではなく、既存のスレートの上に同じ波幅の金属屋根をかぶせてしまう、いわゆるカバー工法がよく行われます。
この現場もカバー工法。新しくスレートの上に月星さんのMSタフレッシュ650と言うガルバリウム鋼板の屋根材をかぶせます。
こちらの屋根の場合、軒先に曲面のスレートが使ってありますから、この軒先を作業するためには、屋根の上から覗き込んでするわけにもいきませんから、足場を組み、作業できるように準備をしているところです。
ちなみにこの軒先の曲面は、厳密に言うと物件ごとに差異がありますから、それに合わせて屋根材の方を加工しなくてはなりません。見本品の屋根材を使って、仮合わせをおこない寸法や角度を最終的に決定します。その後その寸法をメーカーさんの工場で加工していただくということになります。

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1月 08 2015

【京都市左京区八瀬】落雪被害発生

年頭の寒波による、京都市内で60年ぶりという積雪。その雪が、今日の雨で溶け出し、落雪被害を発生させています。

 

落雪による下屋根の瓦の破損状況

雪止め瓦のなかった中二階からの落雪で、下屋根の瓦が破損。落下しました。

写真は、当店のある左京区八瀬地域のあるお宅です。

この地域には、昔は茅葺の平屋建てだったところを、昭和40年代に茅葺屋根を撤去した後に中二階や二階を設ける、いわゆる「葛屋おろし」という工事をして現在2階建てというところが多いのですが、このお宅もそういった構造です。その際新設された屋根には、雪止め瓦が設置されませんでした。一番上の大屋根には、その後、いつかの時点で雪止め瓦が追加で後載せされたようです。

今回は、その時にも雪止め瓦を入れなかった中二階の屋根に積もった雪が、一気にまとまって落雪。しかも、雨を含んで重量は更に増した状況です。

その結果、それをまともに食らった下屋根の軒先の瓦が破損した上に、吹っ飛んでしまったような状況です。幸いにも人的被害はありませんでしたが、非常に危険な状況でした。

さらにこの落雪、落ちがけに、軒先の雨樋にのしかかるんですよね。それによってこのお宅では、以前DIYで補修されたという雨樋が再び破損。そこから水が漏れ出し、下の屋根にバシャバシャとかかっています。この状態で放置しておくと、跳ね返った水がやがて屋根の下地や壁を侵して、ますます大変なことになってしまいます。天候の回復を待って、なるべく早く補修しなくては…。

今回の雪では、特にこのような雨樋や波板・瓦の破損の問い合わせが増えています。それから察するに、京都市内全域にわたって、相当降ったということが言えるでしょう。もともと京都市内は、そんなに雪の備えがありませんから、こういった被害がよく起こっていると思われます。

 

1月 02 2015

【京都で大雪】屋根からの落雪に注意してください

元日寒波にて、普段あまり積雪のない京都市内に、かなりの雪が降りました。市内中心部で16センチの積雪というのは、58年ぶりの積雪なのだそうです。もっとも、市内に大雪警報が出されたのは、昨年、13年ぶりに発令されたのに続いて2年連続です。

さてこの後、気温が上がるにつれ、雪は溶けていきます。もちろん、屋根の上でもそうです。すると、いきなりドサッと雪が落ちてくることがあります。これが大変危険です。普段雪国ではない京都では、あまりそういう意識がありませんから、ますます注意が必要です。

玄関先、庭先に向かって、屋根が下がってきている、つまり屋根からいうと、軒先側に玄関や庭がある場合、出入りするときには十分気をつけてください。一般に、屋根の側面(破風とかケラバと言われる部分です。)からの落雪は、めったにありませんが、軒先側からは一気に大量の雪が滑り落ちることがあります。特に、お子さんをそこで遊ばせるということは、交通量の多い道路の真ん中で遊ばせるのと同じで、非常に危険です。落雪の衝撃は、場合によってはダンプカーにぶつかるくらいの衝撃がありますから、命にかかわる問題です。その点、どうぞご注意ください。

1月 01 2015

新年 あけましておめでとうございます

2015年がスタートいたしました。

旧年中は、たくさんのお客様にとのご縁のおかげさまで、消費税増税後の荒波も、なんとか乗り切ってくることができました。まことにありがとうございました。

本年の干支は「乙未(きのとひつじ)」。実は、昭和42年生まれの私は、年男でもあります。また、羊は干支の場合「未」と書きますが、これは植物がまだ熟しきっていない状態を表すそうです。私たちもまだまだ未熟者でして、多々お客様にご迷惑をおかけすることもございますが、しあわせになれる屋根リフォーム専門店「京都ルーフサービス」に所属する屋根大好きの「情熱の匠」たち一同、熱い思いで屋根の上に立ってまいりたいと思いますので、どうぞ本年も、よろしくご贔屓のほど、お願い申し上げます。

1月 19 2014

屋根工事専門店=瓦屋さん+板金屋さん

年明け最初、当店と同じ町内のご近所さん二軒で工事です。

うち一軒は、ボロボロに劣化したシングル屋根の上に、新たに下地を作り、ガルバリウム鋼板の立平葺きで仕上げました。

ちなみにこの屋根、母屋にくっついた井戸の屋根で、屋根自体も一部分が谷樋で瓦屋根に接続しています。

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こういう時に、瓦も板金も施工できる屋根屋さんである当店の強みが発揮できます。どちらか片方しかできない工事店は、こんな時、できない仕事の方を外注するか、あるいは応急的な納めしかできません。

きっちり納めるには、どうしても応急的ではなく両方の仕事が必要です。となると外注ですが、ちょっとした部分を外注するととてもコスト高になりますし、打ち合わせもきっちり必要になって余分な時間が掛かります。さらに意思疎通を欠くと、「こんなはずじゃなかった…」になりがちです。

その点、当店のように瓦と板金を両方ともできる工事店の場合、スムーズに両方の仕事を連携させて最適な形で同時進行ができます。

というわけで、今年も年頭からありがたいことに、事故なく完成いたしました。

1月 06 2014

近江八幡市・長命寺「三重塔の屋根葺き替え」(こけら葺き)工事の見学

新しい年、最初の記事になります。ここのところずいぶん更新をさぼっているので、今年はまじめに書こうと思ってみる年の初め。はてさて…

さて、当店、現場の仕事始めは明日、7日からです。ありがたい事に昨年からずっと忙しい状態が続いており、また、年末前の天候が悪化した数日間の影響もあって、ほんとうは終わっているはずの上賀茂の現場が年を越してしまいまして、まずはそちらからスタートいたします。

どうか、今年も事故のない一年間で、職人さんたちにも元気で働いていただける状況を維持したいなと、祈っている次第です。

ところで本日は、朝から京都市役所の風致課にお邪魔して、新しく改訂された太陽光発電パネル関係についてお聞きしました。こちらの内容は、また後日まとめてアップします。

[googlemap lat=”35.16244181115321″ lng=”136.06438636779785″ align=”left” width=”400px” height=”300px” zoom=”12″ type=”G_NORMAL_MAP”]滋賀県近江八幡市長命寺[/googlemap]そしてその後、滋賀県近江八幡市の長命寺まで足を伸ばしました。京都新聞の記事「三重塔の屋根葺き替え工事公開 近江八幡の長命寺」を見て、これはぜひ、屋根職人としては見に行きたいなと思った次第です。現場が始まってしまえばなかなか行けませんから、今日しかないなと行ってまいりました。

山の中腹まで車であがったのですが、それでも駐車場からの石段がけっこう急でした。こんな山の中腹に、こんなにおっきなお寺を構築した昔の人は、すごいなと思いましたね。ほぼ人力で、どうやっていたのか…。想像もできません。

長命寺三重塔屋根葺き替え工事現場

奥の囲い(「素屋根」と言います)の中に、すっぽりと包まれて三重塔があります。

なお、当然の事ながら、現場内は撮影禁止ですからその写真はありません。

ちなみに、左の写真で現場のひとつ手前の建物が本堂になります。本堂からこちらにある建物は、すべて桧皮葺きなのですが、三重塔だけがこけら葺きなのだそうです。

いつかまた、完工後に訪れてみようと思います。

 

6月 21 2013

台風と梅雨前線の合わせ技

台風4号がただ今、九州に接近中だそうです。このあと、九州を横断して、本州の太平洋岸を東へ進むとか。今回の台風は、台風としてはたいした勢力ではないようですが、台風が梅雨前線に大量に水蒸気を供給しているようで、各地で強い雨が続いているようです。今のところ、当店へは雨漏りや雨樋が壊れた等の被害による相談は入ってきていませんが、まだまだ雨が続くようですから、ちょっと心配ですね。

もしも、あまりにも雨漏り等ひどかったら、できる範囲でなんとかしますから、雨が止む前でも、遠慮なくご連絡下さいね。

6月 19 2013

相見積もりの時に気をつける事

最近、価格コムのサイトの掲示板で、ある相見積もりについて考えさせられるやりとりを発見しました。ソーラーフロンティアの口コミ掲示板の中にある、「ガルバ屋根にパネル設置について」という記事です。

質問者さんが太陽光パネルを設置するにおいて、どの業者が良いのかいろいろと質問されているのですが、そのなかで回答者の方々とのやり取りの中で、パネル設置の工事内容・点検の内容など、様々な点で業者によってまったく違う事がはっきりしてきます。安いところはやっぱり、それなりに安くなるような方法なのですよ。

ところで最近わが家では、炊飯器が壊れたので買い替えたんですが、象印の「NP-BA10-TC プラチナ厚釜羽釜リング付き5.5合圧力IH炊飯ジャー」というのを買ったんですね。で、これって、どこのお店で買っても、正直もの自体は変わりません。こっちの店で買った方が、ねじの数が多いとか、そんな事は絶対ないです。ですから、こういう買い物をする場合は、価格で比較するというのは、正しい選択と言えます。(でも、本当はアフターサービスとか、修理対応とか、ものを受け取ったあとは、店によって違いますけどね)

でも、太陽光パネルとか屋根の工事とかでは、最後に見える表面の部分が同じようでも、実は店によって、中味は違うことがあります。というか、それが結構普通です。だから、価格だけで比較すると、あとでえらい目を見ます。

実際、時々うちも相見積もりになることがあります。そんな時、逆に心配になることがあるんですよ。

うちの店は安売り店ではないですと、何度か書いていますが、実はコストパフォーマンス的には、正直けっこうお得な価格設定だと思います。もっと儲けを大きくとっていたら、炊飯器ももっと良いのを買っていると思います。お米好きなので…。でも、そうはできない程度なんですよね、現実には(^_^;A

だから、うちより安い価格を出しているという事は、たぶん、なにかしら必要なものを省略しているか、あるいはものの質を落としているんだろうなと想像がつきます。もしくは、職人さんを泣かしている可能性もありますね。相見積もりを取るときは、だからちゃんとそのものの値打ちと選択ポイントを分かっていないとダメなんです。

ちなみに私の場合、「相見積もりだ」と言われたら、自信を持って「きっとうちの方が高いと思いますよ。」と言えます。たいていのお店は仕事が欲しいので、質を落として安く出すからです。だから、私にとって相見積りというのは、お客さんの方を試しているという感じがしています。価格だけに目を奪われるお客さんは、逆にあとでクレーマー化する可能性が大きいので、安売り店に行っていただいてどうぞ、という感じですね。価格だけでなく、中味までちゃんと見てくれるお客さんには、精一杯良い物をおさめさせていただこうという気にもなります。

そんな訳で、相見積もりご希望の方は、どうぞ、覚悟を持ってお申し込みください。歓迎いたしますよ。(^_^)

 

4月 17 2013

家族を見守る屋根の話

東芝のLED電球のCMが感動的だとの記事がITmediaにありました。10年間の寿命があるLEDは、10年間家族を照らし続け、その間家族は10年分の時を刻んでいくという事なんですね。

ちなみに、屋根の場合、30年とか50年とか、まあ、物にもよりますがもっと長い寿命があるわけで、そうなってくるとさらに長い間、家族を見守ることになります。世代を超えて…。その間、家族の中には様々なドラマが展開されるのでしょう。

そういえばつい先日、大原でソーラーフロンティアの太陽光パネルを取付けたんですが、そのお宅、工事前にちょうど赤ちゃんが生まれたところだったんですね。パネルの保証が20年ありますが、20年後には、その赤ちゃんが成人するんですよね。太陽光で生まれた電気の下で、いろんなドラマが展開されるんだろうな…。

そうやって考えると、ひとつ一つの仕事を、おろそかにできないなと、もちろん今までもおろそかにしている訳ではないですが、改めて、そんなことを考えました。

ちなみに東芝のLED電球のCMには、別のパターンもあります。