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1月 03 2010

隣接地への落雪は許されないという判決が出ました

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1月2日付で北海道新聞のサイトに載った記事によると、屋根からの落雪に埋もれて、除雪作業中の75歳の男性が死亡したという事です。痛ましいニュースです。ご冥福をお祈りしたいと思います。

以前の記事、「【落雪防止工事】クロスライン(ニイガタ製販さん製)を取り付けました。」にて書いたように、落雪の衝撃は、1平方メートルあたり、1トンから4.5トンにもなるそうです。これに巻き込まれでもしたら、それはもうひとたまりもないですよね。

ところでこの落雪。自然現象ではあるものの、隣接地への落雪を防止する責任は、建物の所有者にあるという判決が出たそうです。日経BP社が運営するサイト、ケンプラッツの記事、「隣接地への落雪は「許されず」、防雪柵の設置命じる」によると、隣接するペンションへの落雪被害に対して、落雪元の別荘の所有者が、170万円程度の防雪柵設置工事を行ったうえ、130万円ほどの損害賠償をせよという判決が下ったそうです。(別荘所有者側は判決を不服として控訴中)

この判決の事例は、新潟県湯沢町という豪雪地帯での事ですが、実は、京都でも落雪による被害は、人ごとではないのですよ。もちろん、京都府北部は普通に積雪地域なわけで、冬はかなりの積雪もあるわけですが、そうではない京都市内においても、年に数回だけ積もる雪が、実は無防備ゆえの被害を巻き起こします。そもそも落雪の被害を想定してないのですから、逆に雪国だったら起こりえないような被害もあるのですよ。ちょうど、東北の町で普通に大雪が降ってもたいしたニュースにはならないのに、東京の場合ならちょっと雪が降っただけで大混乱に陥ってニュースになるようなものです。つまり、普段からの備えがないのですよね。

雪への備えと言っても、京都市内でしたら、前述の判決のように170万円もかけて防雪柵を設置という事はありません。雪止め瓦や雪止め金具を設置するか、念を入れるなら、写真のように落雪防止器具を設置する程度のことですみます。

落雪防止装置クロスライン(2)

転ばぬ先の杖ならぬ、落ちぬ先の雪止め。考えてみてもいいかもしれませんよ。私なら、北山通以北なら、必ず設置をお勧めします。(屋根材自体に雪止め効果のあるファイバーグラスシングルは別ですよ。)北大路通以北は、必ずとは言いませんが、あると安心だと思います。それより南でも、今出川通よりも南の吉田山にて、落雪によりカーポートが完全に破壊されてしまうのを目撃したことがありますし、(幸い自動車は出ていたのですが…)平野神社の近辺の現場では、ROOGAへのリフォーム時に、落雪被害で植木がボロボロになってしまった過去があるお隣さんへの配慮から、二重に雪止めを入れもしました。

雪止めを2段配置したROOGA

あって邪魔になる物でもありませんし、最初にちょっと上乗せして設置しておくと、雪が気にならなくなりますよ。

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