11月 05 2009

太陽光パネル設置と雨漏りについて質問をいただきました

先月の記事、「太陽光発電システムの研修に参加しました」を読んだ方から、質問がありました。

「太陽光パネルをつけると、雨漏りするの?」

答えは、基本的には「しません」ということにしておきます。

確かに、屋根的に言えば、屋根の上に異物を設置するわけですから、瓦一体型の太陽電池をのぞいては、本来から言えば雨のためには良くないはずです。しかし、だからこそ、各メーカーさんとも、取り付け方法については、非常に工夫をされており、また、施工研修も徹底して行われております。

以上の事から、基本的には設置工事によって雨漏りが引き起こされる事はないといっていいはずです。もっとも、人間のする事ですから、絶対にミスはないとは言えません。ですから、100%漏る事はないとは言えませんが、まあほぼないと言ってもいいレベルでしょう。

ですが、その他の要因によって雨漏りする事はあるんですよね。新築ではない既存住宅への設置で、すでに屋根自体が老朽化している場合、これは、どんなに太陽光発電のパネル工事自体をきっちりしたとしても、それとは関係なく屋根の寿命が来て漏れてしまうことがあるのです。これは、太陽光パネルにしてみたら、言いがかりをつけられたみたいなもんです。

ただし、一度太陽光パネルを設置してしまうと、その下の屋根を葺き替えるのは不可能なんですよね。一旦パネルを撤去して、屋根工事後にまた設置ということになってしまいます。これではお金がどんなにあっても足りません。

ですから、既存住宅への取り付けの場合、屋根自体をしっかりしておく事をまずお勧めします。

当店のように、もともと屋根工事・瓦工事を専門としているところであれば、ちゃんと目が利くはずですが、他の業界出身の業者さんで工事する場合には、必ず屋根屋さんに事前に点検をしておいてもらってください。これ、案外重要ですよ。

2010年1月9日追記:
こちらの記事もお読みください。⇒太陽光発電設置工事による雨漏りは欠陥工事です

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