7月 28 2009

なんと、塗装工事中のガス事故が多発してるらしい

朝日新聞のサイトで、「塗装工事中のガス事故多発 給気口ふさがれ住民死亡も」という記事を読みました。

なんで?有機溶剤のせいかな?なんて思って読んでみると、、何とまあそういうことかと、びっくりするとともに、お客さんとのコミュニケーション、いわゆるホウレンソウ(報告・連絡・相談)は、やっぱり大切だと、今更ながらに肝に銘じました。

要するに、塗装工事の場合、普通は窓枠やら換気口の金物やら塗料をつけたくない部分は、テープのついた薄いシートを使うなどして隠してしまいます。いわゆる、「養生する」という行為です。

こうすることで、刷毛で直接塗り分けるのではなくて、一気に吹き付ける事ができるわけです。さらにそれだけではなく、塗料がとんだりして汚れるのを防ぐこともできます。塗装等の工事では、ごく一般的な行為ですね。

しかしそれが、一酸化炭素中毒を引き起こしてしまったわけです。

通常、室内でガス器具を燃焼させるには、絶えず空気を入れ替えることが必要で、換気口がその仕事を担っています。しかし、その換気口は塗装工事の間、養生で塞がれてしまう可能性が高いのですね。だから、塗装工事中には、ガス器具は使えないと思った方が良いのです。

でも、事故の事例では、当然業者はこの事を知っていたでしょうが、それが居住者まで伝わらなかったんですね。

伝わらなかった理由はさまざまあるでしょう。業者にとっては常識なので、逆に知らせる必要に思いいたらなかったということもあるでしょうし、管理組合に伝えたとしても、末端までの伝言ゲームの中で、中身が軽んじられて形だけの伝達になってしまったという場合もあるでしょう。

でもそれが、命に関わってしまったんですね。

幸い塗装工事と違って屋根工事では、同じような場面はあまり考えられませんが、これは他山の石として、生かすべき事例に思えました。また、この記事を読んで、このような事故に遭われる方が少しでも減るように願って、記録しておきます。

不幸にも事故に遭われた方のご冥福をお祈りします。

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