瓦工事を冬の京都でする

京都といっても、日本沿いの舞鶴と奈良県の手前の木津とでは、まったく気候が違います。まあ、それは想像つくと思いますが、実は京都市内であっても、全然違うんですよ。

昨晩は雪が降って、当店のある左京区八瀬は、かなり雪に覆われました。でも、ちょっと下がって一乗寺あたりに行くと、うっすら積もっている程度に。今出川を越えるとほとんど積もらなかったようですね。

南に向かって走ると、東西の大通りを越えるたびに、雪の様子がどんどん変わって行きます。

今日は朝から修学院で仕事をする予定でしたが、屋根の上の雪が溶けるまでは危険すぎるので、とりあえず午前中は休みにすることにしました。

瓦屋仲間が東寺のあたり(京都駅の近く)で仕事をしているのですが、まったく普通に仕事できているとの事…。

同じ市内でも、まったく違うんですよね。

ともかく、当店の現場が多い市内北部方面では、瓦工事を冬にするという事は、けっこう命がけです。安全対策に十二分に気を使って無謀な行動は避けないと、命にも関わります。

実は先月左京区内で、塗装屋さんが屋根から落ちて腰椎を骨折するという労災事故が起きました。カラーベストの屋根を再塗装する工事だったようですが、朝、屋根の上を歩いている時に一部が凍結していて、うっかりそこに乗ってしまったということのようです。そのまま6m下に落下したとの事。

死亡事故にならなかっただけ、まだ不幸中の幸いともいえますが、他人事ではないです。本当に気をつけなくては…。

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