阪神・淡路大震災以降、西日本は地震の活動期に入ったと言われています。それ以前の「地震は関東のもの」という時代と比べると、格段に地震の危険性は高まっています。
しかし今は、15年前にはなかったさまざまな対地震政策がとられていて、求めれば、地震に対してそなえる事ができるようになっています。
ハイチで大きな地震があり、痛ましい事に国が壊滅するほどの事態になっていますが、これは、建物が脆弱で、「パンケーキ崩壊」という事態が起こってしまった事から、大量の死傷者が出てしまったそうです。もう少し建物が強ければ、あれだけの被害にはならなかったものと思われます。
神戸の時にも、死傷者の多くは、倒壊した建物によって犠牲になっています。つまり、建物の耐震化は、非常に重要な命綱なんですね。
ところで、それでは今の自分のうちがどうなのか、それを知るには耐震診断を行う必要がありますが、これについては、京都市には何と2000円の手数料だけで耐震診断士を派遣してくれるという制度があります。ただ、この制度、あまり活用されているとは言いがたいのですね。
そこで、今月の当店のチラシはこんなものにしました。
まずは、制度を知っていただいて、ややこしい申し込み手続きを手伝ってあげれば、備えをしておこうと思う人も増えるんじゃないかと思ったんですね。
どうか、地震に対して強い街、京都が実現しますように、微力ながらお手伝いさせていただきたいと思います。