京都で家を建てるなら、京都の木材を使うと地球に優しく建てられます

京都府が行っている制度で「京都府産木材認証制度」というのがあります。京都府内で産出した木材を、府が「京都府産ですよ。」と産地証明してくれるわけです。この制度、単に「地元の木を使いましょう。」というスローガンなのでなくて、ちゃんと、エコロジーな背景があるんですよね。

例えば、外国から地球を半周もして来た丸太は、金銭的な値段は安いかも知れませんが、たくさんの燃料を使って運ばれているわけで、大量の二酸化炭素を排出した結果として、日本にたどり着いて材木になったわけです。

でも京都府で使うなら、京都府産の木材であれば、二酸化炭素の排出量はずっと少なくてすむのですよね。だから断然、地元の木の方が、地球に優しいものなのです。さらに地元京都の木は、京都の気候風土の中で育っていますから、材木になってからも、京都の気候に対して耐性があるんですよね。結果として、家も長持ちします。

さて、そんなすてきな地元京都産の木材、お施主さんが自分で買い付けにいくわけにも(たいていの人は)いかないですよね。で、「京都府産木材認証制度」のすごいところは、ちゃんと一般の人が意識して利用できるしくみを用意してあるところです。それが「緑の工務店・緑の設計事務所」登録制度です。

つまり、「うちに頼んでくれれば、京都府産の木材で建てまっせ!」という工務店さんや設計事務所さんの一覧を、行政が用意してくれているんですよね。

けっこうたくさんありますよ。一覧表はこちら…。京都でお家を建てるなら、京都の木材を使った家づくりができる工務店さん・設計事務所さんを選びましょう!

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